もったいないから前文クォート

■利益が出ないなら潰れて当然 ▽血統徒然△

利益を出せない地方競馬が廃止になるのは当然だ。

国や地方の債務が凄いってみんな不安で怒っているんでしょ。ネズミ講同然の年金の仕組みにみんな怒っているのでしょ?日本医師会を始めとする既得権を擁護する団体をウザいと思っているんでしょ?二回も債権放棄を受けながら結局、産業再生機構逝きになったダイエーを冷笑しているんでしょ?

確かに、地方競馬の衰退は馬事文化の衰退になるかもしれない、馬産地に壊滅的な影響を与えるかもしれない。地方競馬関係者の職が失われるかもしれない。

しかし、利益が出ない団体を淘汰させることは資本主義社会の大原則だ。デフレ不況に入って以来、毎日のようにどこかでたくさんの企業が倒産している。参考 それなのに、税金で飯を食っているのに威張っている役人や、何度も債権放棄を受けていながら恥じらいも無くエラソーにしている大企業や、公的資金をもらっているのに相変わらず尊大なメガバンク等々、そいつらが日本の経済・社会を腐らせているのは周知の事実だ。

利益の出ない小汚い地方競馬場に税金突っ込むなんて基地外沙汰じゃ。馬事文化とか生産の裾野とか奇麗ごとなんか言うな。現に再雇用先の段取りができていた高崎競馬関係者なんてライブドアの申し入れを迷惑がっているじゃねぇか。

地方競馬存続の署名を集めている人たちは、利益の出る仕組みを考えてくれる民間企業を募ったり、自らが「こうすれば利益が出るはずだ」という主張して賛同者を増やす方向で行動しないとダメだろう。脊髄反射的に「廃止反対〜」とシュプレヒコールをあげるのは「血税投入してもいいから存続させて」といっているのと同義でありカッコ悪いからやめたほうがいい。

 ちょっと書き方は過激だけれど、実にいい話だと思うんだけどな。高崎や宇都宮なんかの廃止は本当に「勝手にすれば」としか思えない。なら、赤字になったら中央もやめちまえと思うかどうか。現状ではそうは思わないが、騎手会や調教師会、馬主会やらしまいにはJRAサイドまでが「どうしようもないから、早いところ畳んじゃいたいです」などと発言しようものなら、「ふざけんな、やめちまえ」と思うだろう。競馬は日本だけじゃないわけだし。
 このエントリで何が重要かというと、徒然の競馬好き・嫌いという部分ではなく、年金や銀行のように糞みたいなシステムで税金ばっかり奪い去り、国民を圧迫するようなものだけがなぜ残され、自治体を潤し住民の娯楽となる競馬がなぜ潰されなければならないのか、という主張だと思う。そして、やる気のない高崎やわめくだけのファンを持ち出して、「なあんだ、銀行や年金と変わらないじゃねえか」と。
 やる気のない競馬はつまらない。騎手なんてぜんぜん勝ちにこだわらないし、馬もぜんぜん仕上がっていない。馬券売る側もぜんぜんサービスを気にしなければ、馬券買う側もぜんぜん盛り上がらない。下のほうは、生産者もやる気がない。中央や大井の除外ラッシュの件もあるし、裾野を少し狭くして開放政策。これ最強。目指すはアイルランド。クールモアみたいに社台が残って、下河辺とかも潰れないでしょう。あ、早田潰れたわ。まあ、あれは経営者が糞だったってことで…