須田

2005/01/18 (火) 手遅れな部分と、手遅れでない部分
 地方が死ねばJRAに「影響」はあるだろうけれど、それがすなわち負の影響と決め付けるのはまだ早いかな。末端生産者にはあきらかにしわ寄せが来ているみたいだけれど、JRAに与えた影響なんて微々たるもの。どう転がるかわからない。どう転がるかを考えるのもまた人それぞれで。
2005/01/17 (月) ぼちぼちと仕事
その通りなんだよね。地方騎手も浸透して人気が出たからこそ、マイルCS高橋亮安藤勝己乗り替わり後1番人気事件なんてのも起こった。「交流競走いらねえ、弱い地方馬来るな」って意見の人もいれば「穴をあけるノーマーク地方馬大歓迎」という考え方の人もいる。岩田や吉田稔なんて既に中央のレースに出ても人気する騎手になっているわけだし、海外馬についても同じ現象が起こるかもと思うわけだ。04年スプリンターズに出た時のケープオブグッドホープは人気なかったけど、香港のスプリンターが出てきたら人気する時代とか。
「海外馬が来ると馬券に紛れが出て面白くない」とか言う人いるだろうけれど、そもそも馬券は紛れさせたほうがいい。馬券で勝てる人に富を集中させて、再投資に回されないよりは、富を分散させて再投資させたほうが売上も上がる。そういう意味では各競馬場の意味不明な馬場状態の変わり方なんて、馬券をわからなくするのに一役買っているわけだ。大げさに書くと、ゼンノロブロイと未勝利馬が対戦するレースの馬券を売ってもいいわけだけれど、実力が拮抗してどの馬が勝つかわからないレースを、主催者ってもんは売る必要がある。容易に結果が予想できるレースではなくて、紛れがあったほうが面白いし売上が上がるし、ビギナーにも優しいと思うんだが、競馬ファンってのは積み上げた既得権を手放したくないもんで「フェアじゃない」とのたまうわけだ。