どこまでも首を突っ込む最低人間アルファ

情報技術ってのはこういうことなんだな、と。
情報技術っていうのは、なんでも情報化が可能で、情報化することによって想像もできないくらいたくさんの人が情報を共有できるというすばらしい技術。でも、普段からPCが体の一部かってほど触っていて、キーボードと両手がUSBで繋がっているかのような人と、そうでない人との間でのそれに対する認識は全然違う。
情報技術っていうのは、なんでも情報化ができるけれど、なんでも情報化すればいいっていうものでもない。情報化されたからといってカネが動いたり、ヒトが動いたりするとは限らない。ヒトはカネであり、カネはヒトであるが、情報はカネでもヒトでもない。カネにもヒトにも変えられない情報には市場価値なぞなく、市場価値が必要ならばそういった情報をタダ売りする必要も何もあったもんじゃない。ただ、市場価値ではない価値をむさぼりたい人にとってはそういう情報は有益なんだけれども。
まあ、価値判断なんて人それぞれだしね。情報化社会の奴隷になるのが嫌ってのは当然の意見さ。でも、やっぱり情報化社会に必要なのはポータルなんだと再認識させられたね。情報技術ってのは、情報にアクセス可能にするだけの技術を指すわけではない。情報へのアクセシビリティがあってこその情報技術なわけだ。
今回のケースはマジで勉強になるな。