悪い奴ほど、なんとやら

自分の乗っている自転車って、中学生の時に小遣いで買って、それ以来ずーっと乗ってるからスゲェぼろぼろなんだよね。何度も100キロくらいの旅してるし、風雨にもかなり晒されてるし。でも、修理して使ってきて、今更乗り換えられないくらい愛着も湧いてる。
その自転車に乗って、映画見るためのジャンクフードとか買いにいったりしたら、同じく自転車乗ってる警官に止められた。いや、確かにボロボロの自転車乗ってる学生っぽい若いのがいたら止められるよ。盗んだバイクで走り出してるかもしれないじゃん。でもさ、バス停の前で糞寒い中警官に呼び止められて、色々質問されて、まるで俺が悪いことでもしたかのような晒し者じゃん。そりゃ気分も悪くなりますよ。何度も舌打ちして、急いでないのに時計を確認とかした。終始不機嫌そうな表情浮かべてたし、受け答えの態度も悪かった。
まあ警官とて公務員、仕事ですよ、仕事。俺もその人も悪くない。悪いのは、自転車盗んで走り出してる奴らなんですよ。そう思ったら、なんだか無愛想な受け答えをしてしまった警察官の人に対して、申し訳なく思えてきた。最初は「お前のしている職務質問は、ぜんりょーな一般市民を相手に不愉快な思いをさせているだけ」という方向に持っていく気満々で「チッ」という表情をしたりしていた。けれど、その表情だと「うわ、この人警官に止められてるwww何したんだろwww」という完全な「怪しい人」「悪い人なのかな」「このガキ自転車盗みでもしたのかな」状態。相手の気分も悪いだろうし、全然生産的じゃない。そこで、明るく受け答えをして、表情も笑顔だったらどうだっただろう。警察官の人も「悪いことしちゃったな、もっときっちり見極めなきゃ」という思いも持ってくれるかもしれないし、何より晒されても悪いことをした、してそうな人に見えない。
うーむ、やっぱり気分を害したからといって、それを素直に表情に出すようじゃダメだろうな。世渡りというものは難しい。