フラムドパシオンのレース見てて思い出した

海外遠征の向き・不向きについて以前考えたことがあった。近年、欧州でGIを制した日本調教馬は、全部でエルコンドルパサーアグネスワールドタイキシャトルシーキングザパールの4頭。うち、3頭までが日本のダート重賞の勝ち馬だったりする。シーキングザパールは使っていない。
逆に、というわけではないけれども、欧州に遠征して見所なく帰ってきた馬の多くは、ダートの実績がまったくと言っていいほどない。タップダンスシチーイングランディーレエアシャカール、など。エアトゥーレゼンノロブロイあたりはいい勝負したけれど、勝ちきれはしなかった、ということで。ああ、でもローエングリンテレグノシスもいい勝負してるんだよなぁ。やっぱり、ダート馬こそ英仏の芝重賞で勝負になる、芝馬こそ北米やドバイのダートで勝負になる説は苦しいのかな。勝手にスピードとパワーなんていう概念を作って考えてみて、フラムドパシオンはどうせ日本のクラシックじゃ勝負にならないし、ダート重賞もぜんぜんないし、サンデーレーシングなら小金を稼ぐよりは一発ダービートライアルにでも使ってみて勝負してみようぜ!と思ったんだが、無駄かな。例によってもう一度芝挑戦してみて、駄目ならJDD目指して中央の芝OP、伏竜S昇竜Sとか使ってからユニコーンS→JDD→DGって流れだろうね。ゴールドアリュールとかユートピアとかカネヒキリとかでそれ見飽きたから、何かやってほしいんだよなぁ。いや、金出してないから外野の単なるわがままなんだけどさ。
このクラスなら、余裕で南関東3冠制覇できるレベルでしょ。タイムも古馬OP級だし。でもコレJRAレコードじゃないらしい。2歳ダート千八のレコードタイムはこの馬、メモリーエスピオンという馬らしい。不良馬場で出したレコードだけれど、同日のベテルギウスSよりコンマ1秒早いのか。でも、翌日の重馬場の古馬中級条件戦で1分51秒台の決着してるんだよなぁ。
まあ、タイムだけじゃ馬の能力なんて測れないし、父親のクロフネと母親のカーリーパッションのせいで大騒ぎな部分もあると思う。
オマケ:タイムでソートしてみたら、面白いもの見られた。