JRAのWebがクソなのは

A-PATからトータリゼータから、物凄い量のトランザクションを捌ききり即座に情報を表示し金を巻き上げ再分配し続けるスーパーシステムを構築運営管理するJRA様のWebサイトが、どうしてあんなに酷いのか。営業的な面から言うと、JRAが使いやすかったら困る人がいるから、ってことに尽きる。情報開示のレベルがnetkeibaとかYahoo!とかレベルで、映像も豊富に配信しまくって過去のレース結果が自由に高ユーザビリティで見られるようになると、JRAのサーバーに激しくアクセスが行く。特に、開催中やGI前日なんて「この馬のあのレースはどうだっけ」ってな情報に集中アクセスが。別にこれを中央競馬会だとか関連企業のPRセンターに捌かせてもいいんだけど、考えてみるとPRセンターなんて怪しい会社にそんなノウハウがあるわけがない。主催者情報だけVANで切り売りして、その運用はVANユーザーのクライアントソフトだとかYahoo!だとかに任せることによって、有料で情報配るだけで金が転がり込んでくるわけよ。まあそんなもんハシタ金でしかないんだけれど、そういう情報を再加工して売るビジネルモデルを作ってる側にしても、面倒な運用をしなくて済む主催者にしても都合がいいわけだ。
行政系のシステムとか文章って、そう簡単に変更ができるわけじゃない。っていうか、日本中央競馬会が発注して仕事を投げている会社が「JRAの公式Webサイトをここまで使いにくくしている原因」なのよね。経験則上、こういうのって大体入札とかで決めずに、今まで運用管理してきた企業がそのまま受け持つ場合がやたら多い。だから「競走成績」のところとか何年も変わってないし、現状のやり方で動いているシステムを変えるリスクを考えて大幅な変更はしない。一度PDFで配信しだした過去の開催とか馬名登録とかも、Webを運用管理する課のオッサンが「これじゃ使いづらいじゃないか」と思わない限り変更しない。つーか、こういうのは受注側の会社から「次はこれこれこういう部分を、こういう感じでですね、変更するともっとユーザーも使いやすいんじゃないかと思うので、いくらいくらの予算で何ヶ月で作りましょう」ってなるんだけど、あくまで運用は中央競馬会なんで、中央競馬会が運用できる範囲でしか提案もできないし、中央競馬会でも運用可能なシステムを構築する技術もないんだと思う。見ればわかるんだけれど、動的生成な箇所なんて雀の涙以下。
競馬会のお役人に「現行のシステムを破棄して作り直すメリットを説明できて、予算を取り出せて、インターフェースをグッと使いやすくできて、かつ情報を運用する部門の顔色を伺いながら権益を潰していける、プロジェクトマネージャークラスの気概ある触れる人間」が、あのトップページをだだ漏れにするような連中の中にいるとは思えない。だから、あそこだけ逆聖域になって「50周年記念」とか「英語版」がキレイにデザインだけされる。英語版は一応ソースもギリギリ許容範囲。
つーわけで、結論はいつも通り「中央競馬会様々!受注してる寄生虫企業はクソ!中央競馬会様、あなた様を騙しやる気がない癖に金だけかすめとっていくコバンザメみたいな連中をどうか追い払ってくださいませ、これではあなた様の評判を貶めるばかりでございますぞ」という流れだ。