インターリーグ・対ベイスターズ戦

(勝)久保康友 3勝3敗
(S)小林雅英 3勝15S
(敗)那須野巧 2敗
仕事を午後休入れて、横浜スタジアムで観戦してきた。レフトスタンドの中段ポール際は、気づいたらペットとリードの真下だった。あんな良い席空けておくなよマジありがとうございます。
試合は堀の三塁打とベニーのタイムリーから始まり、あとは久保と那須野の投手戦。要所要所を締めるっていうか、両軍とも連打は1回ずつ。フォアボールも久保が出したひとつだけで、貧打戦というか投手戦。里崎が3安打と復活してきたが、フランコが4タコで3割を切った。
マリーンズ側が盛り上がったところは、やっぱり9回かな。二死一二塁から代打福浦で、マウンドに野手が集まってるのに「打て福浦ぁー」。福浦コールで「これは福浦だけにSkinheadくるか」と思わせておいて「俺らーはーさーけぶー」。福浦らしい髪の毛を、否、一二塁間をぶち抜くヒットが出て、でも次久保じゃん!という場面で、代打に告げられたのは…
平下('A`)
左の代打一番手は橋本だろうと思ってたけど、まあ成績いいしとにかく期待!すばらしい人。
ファイティン!の後に平下コール、これは100パー来ると思ってたら…、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
ペット下だったから、SkinheadRunnin'のイントロが聞こえてきたらもう脳汁出まくり。イントロ歌うのね、アレ。レッツゴー!ひーらした!とかやってたら、平下はソッコー凡退。あのな、満塁なんだから押し出しもあるんだし、もっとじっくりいけよ、と。ごめんなさい平下様言い過ぎました。
んで、久保が交代してしまった9回裏は、われらが幕張の防波堤、その中の人、小林雅英様のお出ましだ。3勝14セーブ、救援失敗ゼロの鬼神のごとき今年の成績、コバヤシコールで今日も送り出す。先頭バッター去年逆転サヨナラホームラン叩き込まれた村田との対決に勝利したものの、続く内川にシングルヒットを許す。ハイハイ、想定内想定内、今さら誰も慌てふためきませんよその劇場には。しかし、今日のコバマサ劇場には役者が二人いた。その男とは、内川の次の打者、今日サブローの頭上を越えるフェン直2ベースを放っているハマの若大将・古木克明だった。コバマサが簡単に2ボールを与えると、1−3までカウントを持っていかれ、一塁方向にファールを打ち返されフルカウントに。ここから、コバマサの決め球である縦に落ちるスライダーを延々一塁方向にカットし続け、もう何球投げたのかわからなくなってきた。一球ごとにどよめくレフトスタンド。これはヤバイと誰もが思った、少なくとも俺は思った。また逆転サヨナラ2ランかと、思った次の瞬間、ようやくスライダーで空振り三振にしとめられ、ことなきをえた。あとはもう予定通り。打撃好調の鶴岡にも打たれる気はしなかった。劇場閉幕。
カーテンコールで久保のインタビュー。ベテランらしく「1−0は投手にとってキツイと思うんですが」というインタビューにも「逆に緊張感が持てていい」と答える。さすが大ベテラン様、ヒーローインタビューも余裕綽々ですね。