そのハナの差は、父が乗り越えようとして乗り越えられなかった大きな差

なんか、見出しだけで言いたいこと全部書ききっちゃった感じで。
ベッラレイアの父は、ナリタトップロード。父が果たせなかったダービー制覇と同じ舞台のオークスで、娘は最後の最後で先頭を譲ってしまった。父と同じ轍を踏むことになろうとは。勝ちタイム2:25.3に、父ナリタトップロードはクビ差、娘ベッラレイアはハナ差だけ1枠2番の白い帽子に追い抜かれてしまった。だが、ベッラレイアの戦いはまだ終わったわけではない。
秋には秋華賞エリザベス女王杯もある。次は、父が菊の大輪を咲かせた舞台・京都競馬場で。ダイワスカーレットウオッカ*1を倒すことが、亡き父へのはなむけとなることだろう。
ヒロインになるには、こんなに苦しい道のりが待っています、とは青嶋達也の談。しかし、苦しい道のりであろうと、想いはひとつ、頂点への道、なのである。

*1:凱旋門賞に登録しているけれども、ダービー好走が条件とかなんとか