日本におけるベッティングエクスチェンジの普及とかなんとか

イギリスではBetfair社の隆盛で凄まじい勢いで盛り上がっているベッティングエクスチェンジ。簡単に説明すると、個人間の賭けを仲介してテラを巻き上げて儲けてる会社なんだけれども、その規模ってのが、そりゃーもうバケモノみたくデカイ。ファロンがヤラズで捕まったり(JAIR:ファロン騎手の八百長疑惑の経過(イギリス))、アジア競馬連盟(ARF)が必死に抗ったり、アメリカが排除したり(米下院、ネット賭博規制法案を可決 - CNET Japan)とにかくデカイ。
ところで、個人間の賭けって何が面白いんだろうかと素朴な疑問が。"負馬投票券"を買える、って強みはあるけれど、行きつくところはパリミュチュエル方式でしかないような気がするわけで。Betfairとかが儲かってるのって、博打の射幸心をうまく利用しているだけで(これが難しいんだけど)、なんら目新しいシステムではない、ような気がしてくるわけですよ。

  • 負馬投票券が買える
  • オッズを設定することができる
  • ライブで投票することができる*1

以外に、BettingExchangeの魅力って何があるだろうか。日本の法律では射幸心を煽ることができないので、競馬における個人間の取引がいかに面白いかを探っているところですね。

  • 1週前から取引が始められる
  • 馬体重発表や、追い切りの様子などでオッズを変えることができる

など、状況に応じた変化を楽しむことはできるけれども、逆にこれは、ダイワスカーレットが熱発で回避といったニュースが出たら"親"の側は即座に対応しないと不利を受けてしまうわけで。まあ、取引掲示中は博打の最中なので、気を抜くなっていう考え方で正しいと思うけど、慣れてないと難しいだろうね。
これを、日本的にPOGと絡めて楽しめないか、とか思ったり思わなかったりもするんだけれども、スパンが長すぎるとネットユーザーは飽きちゃうから難しかったり。そこで、アレの登場だったりするわけなんだけれども…。
続きはまた今度、書けたらいいなぁ。。。 最近コレで忙しいんですよ。

*1:サッカーの試合中に、試合展開を見ながら取引とかができるらしいが、ソース失念