アンライバルドの頭で鉄板だって!と叫べば、複くらいなら的中しそうな予感がする。

複勝圏はさすがに堅い」と、皐月賞ロジユニヴァースの馬券を買った反省を生かして、アンライバルドは完全に1頭だけ力が抜けてるからアタマで鉄板!と叫べば複勝圏には来てくれそうな予感がフツフツと湧き上がってきたダービーウィーク月曜の深夜。複勝に100万円くらいぶっこんでも生きていけるし、むしろそれで外れるくらいのほうが生活に緊張感が出て良いほうにブレるんじゃないかという考え方が既に病気です。予感がフツフツというか、完全に頭湧いてますねこのクソヤローは。
さて、阪神戦も雨で流れた影響か、関東のスポーツ各紙が意外と一面でオークスごときを扱ってくれてて、お、競馬人気も再興の兆しが見えてきたか?と思ったものですが、売り上げ的にはワイドサファイア除外の影響で下がってしまったみたいです。

というわけで、昨日の記事への追記も兼ねて、安藤勝己さんの反省の弁から。

昨日の記事に「安藤勝己さん反省してる」というブコメをいただいたので、サンスポ紙面から。
【オークス】アンカツ、中央GI20勝目! (2/2ページ) - 競馬 - SANSPO.COM

直線で内か外かで迷った時、レッドディザイアが先にいた。もう届かないんじゃないかと思った。想像以上の脚を使ってくれたし、この馬の力に助けられました

腹をくくって外一択、というわけでもなく。なんかもう、わざとやってるんじゃないか?
「バクチってのは最後まで熱い勝負でなければならない。残り200メートルで大勢が決してしまったら、2400mも走らせる意味がないではないか。」*1
とか言い出しそうな気がしないでもない。
というのは冗談として。岡目で見てた側としても直線入ってからは「また終わった」、ブエナビスタにエンジンかかったのを見て「あ、勝った」、レッドディザイアが突き抜けたのを見て「こりゃ無理だ」、決勝線手前で「どっちだどっちだ!これは微妙!いや差してる、微妙に差してる!」という、なんだかわからない興奮のしかたしてて、その様子をポッドキャストしたらさぞ滑稽なこったろうと思った。
ウオッカさんみたいに派手な着差で能力を見せつけるのもいいけれど、二週連続それじゃ味付けに慣れてしまうというもの。

  1. 父仔制覇というブラッドスポーツとしてのロマンを奏でる高松宮記念
  2. 圧倒的人気馬がヒヤヒヤさせる展開も、怒涛の追い込みで勝ち切るというスリル満載の桜花賞
  3. 圧倒的人気馬が今度は見せ場すらなく惨敗、競馬に絶対はないと思い知らせる皐月賞
  4. 穴馬が台頭して、人気薄でも侮れないんだと気づかせてくれる天皇賞
  5. 「まんまと」が炸裂、展開の妙というスパイスを教えてくれるNHKマイルカップ
  6. アイドルホースがブッチギリの大楽勝、英雄譚としての競馬の魅力を伝えるヴィクトリアマイル
  7. ギリギリのハナ差勝負の興奮こそ競馬の醍醐味、優駿牝馬

書いているうちに、なんだか今季のGI戦線は物凄く面白いんじゃないかと思えてくるから不思議だ。まあ、何が言いたいかというと、失敗騎乗だろうがクソ騎乗だろうが競馬は面白かったから「結果オーライ」ってことさ、安藤勝己先生。

んで、ダービーどうすんの?って話なんだけれど

アンライバルドから厚く…、っても相手がまたロジユニくらいしか思い浮かばなくて……。さすがにペース落ちるだろうから、今度こそとは思うんだけれど、せ、セイウンスカイとか!?思い出してしまってどうにも買いづらいというのが本音。
いっそのこと本当にアンライバルドの複に100万つっこめば、プラステンで最低でも110円ついて払戻金110万円で帯封ゲットか……。異常投票は早いほうがいいから金曜中に水道橋で買ってくるとして、そんなことしたら小市民は日曜の午後3時まで不安で顔面蒼白になって審議の青ランプ、ストレスによる血尿+吐血で病院送り確定の赤ランプですよ。
って、買いませんよ、10万ごとき小金のために胃潰瘍わずらって結果マイナスとかになりかねない。10万なんて端金!10万なんて端金!

本命サイドが低配当すぎて特に意味もなく穴狙ってると、結局ガッチガッチの本命サイドで決着しそうになって……(蛇足で駄文)

後方で尽きてる自分の本命馬を確認した後、馬券そっちのけで熱くなったりしますよね。残り200くらいでは既に気持ちが切り替わってるというか、なんというか。あ、別に昨日のオークスのことを言ってるんじゃないんだからね!本当なんだからね!

*1:エンターテイメントとしての競馬を追及する精神を「コバマサ劇場」で有名な小林雅英投手から注入してもらったかのように