韓国オークス馬がアメリカのアローワンスに出走したら40馬身以上の差で

大差負けしたらしい。
未定なブログ アメリカ遠征中の韓国オークス馬、遠征初戦は40馬身以上の大差で最下位に終わる

現地時間13日、アメリカ遠征中の韓国産馬ペクパ(牝5歳)がアローワンス競走(ダート1マイル70ヤード・デラウェアパーク競馬場)に出走し、42.5馬身差の最下位に敗れた。

いや、何も「さすが韓国www」とかそういうことを書きたくて、わざわざエントリーにするほど暇じゃない。あ、いや、わりとそれくらい暇かも。
確かに日本競馬は地理的には韓国からすると近いようでいて、出走にこぎつけるのってなかなか大変なのかもしれない。日本ってパート1国であり開かれた競馬をうたっているとはいえ、ディラントーマスの例から言っても「遠い国」なんだろうな、このニュースを見てそう感じた。出走可能なレースも限られてるわけだし。
それでかどうかはわからないけれども、韓国ホースマンによる韓国オークス馬のアメリカ遠征、である。結果は「ごらんの有様」だったわけなんだけれども、せっかくだから韓国競馬のことを調べてみた。それで一番気になったのが、下記のサイトのソウル競馬場観戦記。
2007/04 韓国/ソウル旅行【ソウル競馬場観戦記】:あわざっとさんの旅行ブログ by 旅行のクチコミサイト フォートラベル
写真からすると、どうやらダートは日本競馬のそれに近い砂質のようで、"Dirt"というよりは"Sand"という感じ。日本と同様に気候的な理由が大きいのだろうか。芝コースがないのは、完全に人工の競馬場で芝を管理するには、コストがかかりすぎるからといったところだろうか。いずれにしろ、日本のダートに近い砂質でスピードもそんなに出ない、そういう条件で戦い抜いた馬が高速ダート*1アメリカ競馬でいきなり通用するかってのは、それはかなり難しいんじゃないかと思う。どうなんだろう、その辺り砂質の話だとかってのは、韓国の競馬関係者ってどれくらい知識として持っているだろうか。
さて、上の観戦記を見ていたら、ソウル競馬場がだんだん船橋競馬場に見えてきた。船橋に限らず、日本の地方競馬場を模して作られてるんじゃないかと思うほど、地方競馬臭がただよっている。実はNARに加入してるんじゃねえの?ってくらい。韓国ダービー(キヨヒダカ記念)とか書いてあっても全然違和感ないよ。

*1:むしろそれが標準、なのだけれど