ハンデキャッパーたちの暑い夏。

今年の夏競馬の総括を勝手にしちゃうと、サマー2000シリーズのハンデGIIIが面白かった。
こないだの日曜日にやった新潟記念が、エントリーを起こした通りに超激戦。
8月2日に行われた小倉記念も、1着のダンスアジョイから7着シルバーブレイズまでがハナ、クビ、ハナ、クビ、ハナ、クビ、13着ダイシングロウまで0.4差で入線のハイパー激戦。
なかなかこういうレースって見られないんだけれど、今年は眼福にあずかれたなあ。
七夕賞も、グラスボンバーが内をついて「このまま残っちゃう!?」とか思わせたりして面白かった。

新潟記念

やっぱり、カメラワークをある程度自由にできるからか、最後の最後でアップにして映像はフジテレビのほうが面白いよなぁ。
こういう決まり方をしたら、ハンデキャッパー同士でビールとか飲みにいったりするんだろうか。ある程度仲良くないとハンデ決める時に大揉めに揉めたりするんだろうか。「お前がエリモハリアー56kgは軽すぎだって言ったから57kgにしたけど、一頭離されて負けてるじゃねえか」とか、次の会議で言い合いになったりするんだろうか。
ハンデよりもレースよりも、それを決める過程のほうが面白いんじゃないかと、少し興味が出てきたぞ。同じ新橋でも、クーラーの効いたオフィスじゃなくて、居酒屋で焼き鳥つまみながら特別登録馬の表を片手に議論していてほしい。あ、もちろん仕事だから酒は飲まずに、そこはきっちり守って。