東京競馬場にクイックピック売り場があったから色々買ってみたよ!

せっかく府中競馬場にいったので、考えずに買えるクイックピックというものを使ってみた。

マークカード


試験導入のカードだからなんだろうけれど、やっぱりいつものマークするカードに慣れてると違和感があるね。既存の馬券を買うためのマークカードはとにかく白いところがなくて、長方形のスペースを余すところなくギチギチに使い切っている。ところがこのカード、左は普通のマークカードなのに、右側のスペースが目立って変な感じがする。「すべておまかせ」の枠の大きさに対して、塗るところが目立たないし上下のバランスも悪い。また、そこから出ている誘導の印も妙に斜めで気持ちが悪い。いくら試験用のデザインとは言え、ちょっとナンダコリャ感が強すぎるんじゃないかと思うんだけれど……。
じゃあどうすりゃいいのよって、クイックピック専用カードを作っちゃうとどうやっても書くことほとんどなくなっちゃうから、やっぱり通常のマークカードにクイックピック用のマーク場所を混ぜることになるのかな。クイックピック箇所を塗ると、塗りのない部分が自動選択される、みたいな。

普段使ってるマークカード

JRAに選択する余地を与えずに買おうとしてみる


単勝」にマークして「軸一点を予想」をマーク、購入点数を1点にマークしてマークカード投入!俺の馬券は俺が決めるんだという強い意思を持たせたものの「買い方が間違ってます」と機械に怒られる。あ、本当だ、ちゃんと見ると青地に白抜きで「単複はこっち」みたいな注意書きがあるや。機械にごめんなさいして、結局買えたのは単勝4番。おお、馬券に"GOOD-LUCK"と印字されてる。そしていつものJR東日本カラーから、JR東海カラーに。それに2番人気をピックアップするとは、なかなかわかってるじゃないのと思ったけれど、結局4着。

軸1頭固定で三連単10点買いしてみる


9番(3番人気)を軸にして、着順指定はなしにして買ってみる。

 9→ 8→6 (247.5倍) 6人気→ 1人気
 4→ 9→5  (86.2倍) 2人気→10人気
 4→10→9 (118.2倍) 2人気→ 5人気
 1→ 9→4 (597.7倍) 7人気→ 2人気
10→ 1→9 (1067.4倍) 5人気→ 7人気
 2→ 9→6 (1081.7倍) 9人気→ 1人気
 9→ 6→5  (80.0倍) 1人気→ 4人気
 3→ 9→5 (2610.3倍) 8人気→ 4人気
 3→10→9 (2393.3倍) 8人気→ 5人気
 9→ 4→8 (197.0倍) 2人気→ 6人気

サンプル数は10と少ないけれど、やはり人気が高いからといって抽出率が増えるということはなさそう。
見事に軸に固定した馬が1着になったんだけれど、どんな買い方したかなんて覚えられるわけないのでレースが終わってから的中してるかどうか確認。しかしこれは照合が面倒だ。結果は"9→6→10"なので的中はなし。というか、9絡みの三連単は、10頭立てなので(9×8)×3で216通り、10点買っても「ピックされてた確率」は10/216で5%未満。極端な例だけれど、これはちょっと三連単では使いづらい。しかもこれで配当金が8,170円とか、取ってもなんか嬉しくない。それに、当たってるかもしれないんだけれど照合するまでわからないってのはちょっと「競馬やってる感」がないよなあ。

軸すら固定せずに三連単10点買いしてみる


せっかくなので、どう考えても金をドブに捨てる買い方にも挑戦。ご覧の通りてんでバラバラ。よくわからないから、きね打ち麺食べながらレース見てた。そしてレース後に照合、結果は"10→6→15"なのでハズレ。頭が10すらなし。当たらないとわかっているんだけれど少しだけ期待をしてしまうという「宝くじ」感覚ってのは理解できるんだけれど、当たっていたとしても配当金がたったの12,610円だからなぁ……。

結論

三連単を宝くじ感覚で買うんじゃなくて、買い目が決まらないけどレースは楽しみたい!って時に、出てきた投票券の内容が自分で把握できる範囲で。もしくは、連勝式を買う際に、自らの意思が介在しない部分の押さえの目として使うといいんじゃないかな、クイックピックは。
たぶん二度と買わない。