京都の障害レースで白浜騎手が鐙が外れながらも2着を確保
2/14の京都第4レースで、白浜雄造騎手の乗るスプリングカエサルが6つ目の障害、水郷障害を飛越した際にバランスを崩して落馬しそうになった。
ところが、なんと体勢を立て直す。
しかし、鐙が片足外れてしまい、立ち上がる体勢でレースを続けることになってしまう白浜騎手。
このファイティングスピリッツに場内からどよめきが起こる。
次のコーナーで5番の青い帽子ニットウサランの佐久間騎手が「逸走しないように外を閉めておきますよ」と言わんばかりにスプリングカエサルのすぐ外を併走し、何やら白浜騎手に声をかけている姿も映る。笑っているようにも見えた。「さすが白浜さん凄い」とでも言っていたのだろうか。
その後、道中一度は先頭に立つスプリングカエサル。さすが一番人気。
残る障害も難なく飛越していく。
ところが、やはりスムーズにレースが運べないからか、緑の帽子の10番テイエムダイアナに先頭を譲ってしまう。
それでもまだまだ頑張るスプリングカエサルと白浜騎手、凄い体勢で竹柵障害を飛越していく。
すべての障害を飛越し終え、2番手で最後の直線走路へ。
前を行くテイエムダイアナには適わなかったものの、2着はなんとか確保。最後まで立ち上がったまま。
この競馬には勝った高井彰大騎手も大笑い。「なんだよ、あれ」とでも言っているのだろうか。
最後、入線順のスローVTRに映し出される白浜騎手。
ゴールした後、場内から拍手が沸き起こる。よくやった白浜騎手、Good Job!って感じですね。
映像(YouTube)
ニュース記事
障害戦、落馬寸前から曲芸乗りで2着 - 競馬 - SANSPO.COM
また、スプリングカエサルと併走したニットウサランに騎乗していた佐久間寛志騎手(25)も「(白浜騎手が)いきなり横にすごい格好できたからビックリですよ。“何してるんですか? アブミを入れてくださいよ”と言ったら、『鞍がズレて入れられない。オレ、よく乗ってるやろ』っと言って、サーッと行っちゃった。ホンマすごいですわ」と舌を巻いた。