先週の結果と今週の出走・結果

先週の結果

フェアリーライン(土曜東京「3歳新馬 ダート1400」1着)

週頭からGallop誌、競馬ブック誌で名前が挙がるくらいの期待感。除外権利1枚では優先出走には足らず、最初の無差別抽選枠5頭に入る必要があったが5/30に見事に潜り込むことに成功。
ウッドの調教も動いていたようで、新聞各紙の印も厚く最終的には2.0倍の一番人気。
馬体重538kgの雄大な馬体ではあるが、やはり前脚の骨瘤はかなり気になるとのこと。

早くも骨瘤が出てて前脚の支えが弱まってるが、筋肉量豊富で見るからに馬力上位。
http://blog.livedoor.jp/keiba_check/archives/50652924.html

レースではゲートで出負け、そこからそろっと追走しコーナーでは外へ。気合をつけるだけで一気に突き抜けて最後は余力たっぷりに1着でゴールイン。ただ、入線後にコースにある足跡を見て驚いて躓くなど、ゲートの開く音に驚いて出遅れたことも含め、気性にもまだまだ問題山積み。能力は高いが、今後も脚元に気性にまだまだ薄氷を踏むような感じが続きそう。まあ募集総額1200万で新馬勝ちさせてもらったので、良い成長を祈るばかりでありますが。
とりあえずはユニコーンSを目指す形にはなると思うけれど、ファスリエフ産駒に1600は長い気がするし脚元も脚元なので、無理せず1戦1戦、かな。

今週の結果

トルバドゥール(土曜東京「古馬500万下 ダート1600」2着)

去年の新潟の特別戦で2着になって以来の出走。胃潰瘍で間隔が開いたが、使い詰めができないとようやく陣営もわかったようで、先月中旬に帰厩してじっくり乗り込みここ1戦必勝態勢。相手はテンゲントッパなどそこそこ揃ってはいるが、なんとか勝って降級できるようにしてもらいたいところ。馬体重も増えパワーアップしてるとのことなので、期待ではあった。
レースでは五分のゲートから逃げ馬を前に置き、道中はやや引っ張り気味に3〜4角で徐々にペースアップ。直線では逃げた馬を捕らえようと必死で追いすがるが、最後まで捕まえきれず惜しくもクビ差の2着。2010の凱旋門賞ワークフォースVSナカヤマフェスタを見てる気分であった……。
スペ基地の人も触れてたけど、金子京介さんの言う

腰がハマらずトモの送りが左右で違うためぎぉちなさが目立つ。新馬の緩い頃が一番よく見えた。相変わらず一度走ると何処かに無理がきてどこか痛めている。才能はあるが…。
http://blog.livedoor.jp/keiba_check/archives/50653957.html

というところもそうだし、このレースの後すぐに放牧に出す予定とクラブの公式コメントに載っていたこともあるし、とにかくポテンシャルを活かしきれる調教・調整がなされてない感じがする。中山はどうせ向かないから続戦しても中京しか使うところないとは思っていたから放牧でもそんなに気にはしないけれど、春の東京開催までにもう一度ちゃんと調整してなんとか降級までにあと1つ勝たせてほしいところ。頑張ろう、小西一男厩舎。
(写真は後日アップ予定)

グラーネ(日曜東京「セントポーリア賞」7着)

シンザン記念以来の出走で、関東圏に来るのは初めて。C・デムーロ騎手にこだわっての東上で、東京の長い直線で出遅れをどこまで巻き返せるか。ヴォードヴィリアン、オコレマルーナなど相手もクラシックを狙う骨っぽいところ。こちらも負けていられないので、相手が強くても好勝負を期待していた。
レースでは悪くないスタートから後方を追走、ペースが上がりそうな気配を見てクリスチャン・デムーロ騎手はそのまま後方に控えさせたが、これが完全に裏目。6F通過が76.4という超スローペースでレースの上がりが34.1。これで最後方から届くわけがなく、大外から上がり最速の末脚を繰り出すも7着が精一杯。せっかく外枠引いたからクラシック出走のためにも勝ってほしかったが、レースがあんなんじゃ出番なし。まあ、ああいうレースを勝てるのがクラシックホースなんだろうけど。
続戦予定なので、他に良い自己条件もないし次は皐月賞トライアルか毎日杯ミルコ・デムーロ騎手を乗せるなら若葉Sか毎日杯かな。

火曜(浦和)の出走

ブライダルコーラス(火曜浦和「若盛特別」)

ユングフラウ賞は結局除外されて特別戦に吉原騎手で出走。前走の浦和の時も馬体重を大幅に減らして出てきたので、今回もまた輸送もあるし状態面はかなり不安。距離も1500は1F長いし、相手も6頭立てにしては骨っぽいところが多い。ユングフラウ賞に出すつもりで仕上げたから浦和を使うとのことなんだけれど、現実見たらやっぱり来週の川崎だよなーとは思っていたが、南関クラシックを本気で狙ってくれたんだから理解するしかない。
今回は大きく期待せずに見て、また立て直してクラシックを諦めてからの地道な出世を期待したいですね。