筋骨粒々馬体愛好家

ハイアーゲームとか、グラスワンダーの前脚(脚ってか肩)とか、サイレンスボーイとか、マルターズホークとかああいう馬体が好き。っても、愛好家なだけで詳しくないからツッコミ厳禁。デカけりゃいいってもんじゃないのよ。まずは筋肉質であること。そんでもってピカピカしていること(これは馬体ってよりも、仕上げや厩務員の仕事にもよる)。そんでもって、一番は走る姿が力強いこと。これだけでラーメン3杯はいける。あ、掛け金が。
なんていうかね、あの細いサラブレッドの脚で、500キロの馬体と50キロの騎手を乗せて、時速約60キロもの猛スピードで駆け抜ける、あの迫力。競馬場に行ったことがない人は一度行くことをおすすめする。テレビなんて全然迫力伝わらないって。特観席(指定席)で見るんじゃない、間近でパドックと返し馬を見て、全力で目の前を駆け抜ける500キロの怪物に驚いてほしい。芦毛の貴公子アルスブランカとか超綺麗。ワシントンカラーすっかり真っ白。おっと、話が逸れた。その500キロがほぼ全速力で飛越する日本の障碍競走。白川次郎の声にも力が入る。一度でいいから、その明るい声で土曜のU局の中央競馬ハイライトを乗り切ってみやがれ。あ、ダメだ、日曜の長岡一也すら暗いあの番組。うまッチと足して2で割ればいいんだ。若槻と福原アナだけトレードで。
福原直英は競馬好きだからスーパー競馬の司会に戻せという声をしばしば耳にする。確かにあの甘いマスクで「ふくたま」時代に数多の競馬ファンをのめり込ませた。だが、彼には足りないものが多すぎる。まず、鉄火場臭がしない。吉田伸男のほうが圧倒的に高配当が出た時のニヤケ顔がイヤラシイ。そして、実況がうまくない。佐野や伊藤級とは言わないが、長谷川とドッコイ。実況のうまさだけなら福原より吉田を選ぶ。吉田伸男の基本は体言止め。止めればなんとなく伸男っぽく聞こえる。
というわけで、昼は伸男、夜は福原で。須田は地上波に出てきてはいけないルックスだから、しばらくいいや。