13万の男

さすがにディープインパクト大賞とかもうアホなこと言ってられない。いつもならレース映像見直したり、長岡さんとマターリ中央競馬ハイライトなんだけど、直視できない。ただ、結構検討してる時が面白かったってのはやっぱりあるね。競馬場に行ったのに、8〜10レース全部見ずにパドックに張り付いてたのってたぶん初めて。
なんでそこまでパドックにこだわったかというと、当然馬体に異常があったら大勝負なんてできないわけで。当然大勝負の前に9Rとか10Rとか買ってる余裕なかったし。競馬好きな友人一人を伴って「2人の目から確認」という意味合いもあった。そんでもって、勝負すると決めたら時間に余裕を持って、マークカードをキッチリ確認し、涼しげに自動販売機に札束とマークカードをぶち込む。これがバクチ打ちとしての美学。
トロットスターの勝ったスプリンターズSで、ダイタクヤマトテネシーガール馬連に5万ぶち込んで帯封狙って、締め切り直前に中山に到着して焦って買おうとしたらマークカードの塗りが間違っていて買えずにパニックになり、入れたお金を払い戻さずに売り場離れてなくした。
伝説のワイド全通り元返しのテイエムオペラオーが勝った阪神大賞典。オペとトプロのワイドに1万(当時としては大金)ぶち込んで、110円くらいつくかと思ったら元返し。まあいいやと払い戻そうとしたら馬連買ってた。2着ラスカルスズカ
去年のダービーデー最終レース。ダービー外したし、得意の最終プッシュでトントンまでひっくり返すかと、ガチガチの馬連トーセンテンショウダンシングオン勝負。8−9買ったと思ったら7−8買ってた。
俺「すいません買い間違えました」
おばちゃん「ちょっと待ってね…」
JRAの誰か「ぴろろろろろろろろろろろr」
おばちゃん「もう無理っす」
俺「がびーん」
仕方なく7番の勝春応援したら、直線鋭く伸びてきやがる。が、9番デムーロダンシングオンが勝春をブロック。
俺「氏ねデムゥゥウゥゥロ!」
7番の勝春マイネルリバティーは4位入線。
JRAの誰か「東京競馬第12競走は、最後の直線走路で7番マイネルリバティー号の進路が…」
2、4位入線じゃデムーロ降着でも馬券はあたらない。
JRAの誰か「お待たせいたしました。なお、審議の対象馬は9番ダンシングオン号でした」