定時ダッシュ

5時半に社内会議が終了し、内容まとめて議事録頭に詰めて6時を待つ。鐘が鳴ったら定時ダッシュ
急いで帰ってネット中継で応援だ。帰ってすぐの打席は二回表、一死一塁でベニーの打席。これが二直でああああ、と。
先制され、追加点も入れられ、攻撃という攻撃が次々と残塁に終わる。中四日と言えど杉内の壁は厚かった。セラフィニも好投だったが、何度もヒヤヒヤさせられた。セラフィニらしいといえばらしいのかもしれないけれど、ビクビクしながら画面を見守った。
「見てられない」フランコが作ったチャンスを、大塚が何度も潰す。セラフィニは危ないピッチングで、何度そう思ってPCの電源を切ろうとしたことか。でも、今日だけは信じようと決めた。どんな結果になっても受け入れようと。悔しくて何度も座布団を床に叩きつけた。
六回、西岡が無死から出塁した。「西岡が無死で出塁すると、物凄い高確率で生還する」というジンクスというか、西岡の走塁の上手さを信じて、そして完璧な西岡の盗塁を見ると再び気分は高揚してくる。早坂が三振して、次の打者。
「打て!福浦!」
福浦のタイムリ二塁打で1点差。
「今日は信じていいんだよな?」
「泣くのはまだ早い!」
その後サブロー、里崎と凡退しまたもチャンスが潰れた。悔しさがこみ上げてきたが、こらえる。まだチャンスはある。
セラフィニは好投を続ける。怖い4、5、6番を全て凡打に抑える。そして迎えた7回。鬼神杉内がついにマウンドを降りた。「6点負けてようが10点負けてようが、杉内が降りてからが勝負」と思っていただけに、ついに来た勝負どころ。
ホークスの投手は吉武、昨日キッチリ抑えられている嫌な投手だが、長く投げさせているのでロングリリーフはない。ベニーが凡退するものの、今江が弾き返す。好調フランコは凡退するものの、迎えた大塚の打席。大塚は左キラーとしてスタメンで、不調なためやはり代打、スンヨプ。1点差、ニ死一塁で吉武相手に代打スンヨプ、それに対してホークスは三瀬にスイッチは昨日と全く同じ展開。しかし、今日のマリーンズはここからが違った。代打の代打で、スンヨプに代えて…、初芝かと思ってみていたら、レフトスタンドからあの歌が聞こえてきた。
「かきうちてーつやー、かきうちてーつーやー」
お前ら、プレーオフ終戦でもそのテーマはやるのな。解説者が「垣内は左キラー」とか言うから期待して見ていたら「打て!打て!今ここで!」の場面でヒット!しかも走者今江は三塁まで到達。そして迎える打者は、大物wwwww西☆岡!
プレーオフ1ステ、2ステとどんどん評価を上げる盗塁王スピードスター走り放題男。打撃も湿っていない。その西岡のバットが捉えた打球は、、、惜しくもライトライナー。一瞬夢見たんだけれど。