有馬記念馬券解説その14〜ビッグゴールド〜(ファン投票42位)

その名の通り、大金。息の長い活躍、というわけではない。何せ、2年以上勝利から遠ざかっていて、休養明けで大穴をあけた。つかみ所がないというわけではない。3歳時は、切れ味を武器に追い込んでくるタイプだった。芝の長距離で逃げてみたら、案外粘れた。っていうか、粘りすぎだろ。前のペース次第では、再び「えええええええええ」「おいおいおいおいおいおいお」という阿鼻叫喚の壮絶な中山4角を楽しめそう。
買うなら複。この面子相手に逃げ切ったら諦める。逃げはタップなんで、ハイペースになるようなら天皇賞の対シルクフェイマスのように番手につけて、前がバテたタイミングで02年のタップダンスシチーよろしく抜け出して…。このタイプの競馬は、ツルマルツヨシのように一気に飲み込まれるか、トゥザヴィクトリーアメリカンボスのように粘っちゃうか、非常に難しい。だからこそ、一喜一憂可能な複勝、という買い方。問題は、騎手の柴田ヨシトミさんでございますが。