2010年1回東京1日目、釘宮病患者の断末魔。

府中競馬場まで、横断幕の貼り方を調べにいくついでに今日も競馬を楽しんできた。というか、なんか普通に競馬してるだけでメチャクチャ疲れた。
朝に所要でPC前に張り付いていたので今日は午後から、それも特別レースから参戦。

京都9R

電車の中で名前だけ見てゲシュタルトの単複を買うことに決定。単勝200円、複勝300円とそれなりに資金配分に気を配った。

ゲシュタルトで逃げた武豊はちょっと折り合いを欠いてるように見え、それでも直線見せ所はある程度には粘り続けてくれた。ただ、この日既に2勝の和田竜二にまとめてスイープされてゲシュタルトは2着。複勝300円の配当金は130円、110円のトリガミ。まあレース自体は楽しめたしと、ここは悪い気せず。

東京9R

電車の中から(2)ロードアリエスと(9)トーセンマーチで固いんじゃないかと思っていたレース。オッズを見ても1、2番人気の本線勝負で、こういうパターンは結構当たることが多いと期待して見ていたら、キレイに(3)シャインモーメントのルメールにスイープされて形無し。つーかトーセンマーチは伸びず5着。あまり馬券がスムーズとは言えない滑り出し。

京都10R

ほとんど何も考えることなく、和田竜二の(11)マイネルプリマスを頭に据えて勝負。ここまで既に3勝、こういう騎手には無条件で乗ったほうが良いとの思惑。

胃がよじれるほどの「竜二!」「そのままっ!」「残せっ!」コールもむなしく、先行した和田騎手の馬(11)は最後の最後でクビ差(6)にかわされて惜しくも2着。11→6は36倍程あったため、これもかなり悔しいなぁ。差された瞬間「ああっ!」と声が出て新聞で思わず膝を叩いた。レースが終わったあと、前にいたカップルが「なにあの人、面白い」的な視線を向けてきたのは忘れてないよ。うるせえ、むしろこれが正しい*1日本の競馬の楽しみ方だっての!ちなみに3着は(5)エーシンジーラインのため、三連単はどっちにしろアウト。

東京10R

府中の準メインは、やっぱりボストンハーバーの産駒に7Fは長いのかとも思いつつ、6.5Fでもそれなりのレースをしていることから100メートル伸びても江田が何とかしてくれるかも、という希望を込めての江田照男から大穴狙い。

と思ったら、京都10Rで延々と「差されてるよなぁ〜」とかモニター見てたら締め切られてしまった。
レースは14番人気の馬ながら、それなりに「来るのか!?」という素振りを見せつつ8着という微妙な結果に。とりあえずここは命拾い。

京都11R

いよいよ本日のメインレース、北山特別。特別レースなんだから、特別な馬が出てくるのです。
そう、俺のすべてをかけて絶叫できるレースが、ついに始まる! 本命はもちろん10番の馬。

ついにクギュリストがメインレースに出てくる! くぎゅうううううううううううううううって叫んでも何も問題ないレースが始まる!
ん?
基本単勝勝負、でも複勝オッズ見たら2倍はつくみたいなので同額を押さえる安全運転。馬連でも人気どころと好調の池添+和田を押さえつつ、レースを見守る。鞍上は藤岡佑介、実況はヲタでおなじみラジオNIKKEIのひかわ彰人アナウンサー。心なしか、間違えないように「クリュ」に力を入れて実況していたように感じた。やはりあの男にも、同じヲタとして感じるものがあるのだろう。
俺「ユースケ! くぎゅ! ユースケ!」
クギュリストが直線で先頭に躍り出る。

俺「くぎゅ! くぎゅ!」
外から明らかに一頭(8)の脚色が違うため、単勝は諦めて押さえで持っていた馬連に望みを託す。

外は完全に抜けた(8)タートルベイ、内に俺の本命(10)くぎゅリスト、中が2着争いの相手(13)ディアプリンシパル。中・内でちょっと見づらい位置の入れ替わりで配当金は大きく違う。複勝のみの的中か、それとも馬連も的中するか。


俺「くぎゅうううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


しかし、その声援届かずクリュギストはハナ差の3着、決着は8→13→10となった。

複勝は240円ついたため4800円の払い戻し、購入額は5500円とここもトリガミ
ちなみに、死んだ子の歳を数えると馬連8-10は85.9倍。つーか、俺はなんでこんな馬券を300円も持っているんだ? あと、京都は10Rも馬連にすれば当たっていたし、11Rはワイドなら2点的中でそれなりに大きな配当になっていた。予想*2に対して、買い目の選定で的中を逃すダメなパターン。このあたりは、競馬場からtwitterにpostしながらドタバタと買ったりマークしたりをしていたことによる集中力の欠如なので大いに反省する必要がある箇所。
この直後も、その興奮冷めやらぬ中で東京新聞杯の馬券に手を出し、2,3,4,7,8,10の6頭ボックスを馬連三連単の合計35点買いという完全に普段のスタイルとはかけ離れた買い方をしてしまっていた。結果もド低め2-4の馬連のみ的中、払戻金950円の大トリガミ。なんだこれ。

東京12R

普段はあまり最終レースまでやることはないんだけれど、この後は日曜の馬券仕込んだり整理本部的なところに横断幕の貼り方をききにいったりするため、東京と京都の最終レースを眺める。京都は何やら一本にかぶってそうで、かつ怪しげな臭いがしたのでパス。東京最終に狙いを絞る。
とりあえず落ち着いて、サンケイスポーツと騎乗命令の終わったパドックを交互に見る。これくらいの時期に重要なのはやっぱり馬体重だよなってことで、全馬の増減をメモる。

予想印の箇所はレースごとにだいたいの人気順を書き込んでいて、記者の予想よりも競馬ファンの総意的なものを重要視している。
枠番のところに書いてあるメモは、返し馬の良さをメモっている。馬場に入ってくる時の様子、騎手がゴーサインを出した時にどう反応するか、その駆け出し、キャンターにおろした時の様子などを見たりしているけれど、あんまり結果に直結しない。どうやら俺は3,5,11,12,14に良い印象を持ったようだ。

結果は14→3→6の順に入線し、

ワイド3-6が的中、配当金は2400円で競馬場に行った日は2回連続で1万円以上のプラスが確定した。最終レースって土壇場で5番人気、8番人気を本線にして2,3着をワイドできっちり的中させるあたりが、何かデキすぎた話のような気もする……。
そのまま日曜の重賞の馬券も仕込んで、あとは横断幕の受付場所がどこかをインフォメーションに聞いて終了。
1コーナー付近の

このあたりにあった。府中本町から来たほうが圧倒的に近そう。
9〜12レースまでバタバタと動き回って、惜しいレースが続いたりして最後にドカンと獲ったものだから、最終レースが終わった後も30分くらい息が切れたままだった。
帰りは、府中駅まで歩いて神社に初詣。だいたい毎年願うことは世界平和だと決まっているので、5円ほど賽銭投げ込んであつかましく。5円で願える世界平和。嘘、全然違うこと願った。まあ、どちらにしろ基本は自分のことを願うことはなくて、こういうのはね、願うという気持ちが大事なのよ、気持ちが、ね。呪いみたいなもの。
さて、あれ?明日はなんの日だっけ……?

*1:俺基準、俺視点

*2:予想といえる代物かどうかの議論は別にして