有馬記念馬券解説その17〜コスモバルク〜(招待)

大人しく京阪杯でも出ておけよ。大人しく、鳴尾記念でも出ておけよ。そう言いたくなる、今年のコスモバルクの成績。何度も色々な番組で「北海道競馬発の野武士」という取り上げ方をされ、北海道の星としてスター街道を走ったものの、結局取れたGIはひとつもなし。一番惜しかったのは、ダイワメジャーに出し抜け食らった皐月賞。しかし、それでも有馬記念に出走させるのは、やはりこの馬にかける期待が大きいからではないのか。中山コースは得意で、激走の疲れもオーナーからの厳命もない。デビューから手綱を取ってきた五十嵐冬樹に戻り、オグリキャップのように涙の有馬記念制覇を飾れるか。
今年も私の、そしてあなたの夢が走る有馬記念コスモバルク単勝馬券に夢を乗せてみてはどうだろうか。忘れられているけれど、勝てば涙ものですよ。というわけで、タップダンスシチーを自ら競り潰して後続も完封するコスモバルクを妄想して、馬券に名前の入る単勝馬券を握り締めて、寒空の中でさらに寒い北海道から届く熱い思いを感じてみてはどうか。