競馬場でiPadと3G回線を使って、デジカメで撮影したレース写真をUPしてタイムラインに表示するお仕事


9月の上旬にiPadを買った。競馬場とかで便利に使える情報端末としてカリカリに仕上げられるといいなーと思って買ってみたけれど、なかなか使いこなしが難しい。
別にiPadを使わなくてもノートパソコンがあれば無理なくできる作業なんだけれど、そこをあえてオシャレにiPad使うことで未来感にスタイリッシュをキメたいお年頃。というわけで、D90を構えてレース写真をパシャパシャ撮ったのをゴールイン数十分後にアップするという速報実況をやってみた。

使ってるモノ

  • NIKON D90(デジタル一眼カメラ)
  • TAMRON/SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (望遠レンズ)
    • 70-300mmと十分な望遠性能を持ちオートフォーカスが速いので、競馬場でパドックからレースまで一通りの写真を撮るならかなり便利に使えるレンズ。明るさがちょっと足りない感じがするけれど、コストパフォーマンスを考えるとまずはこれを買って良かったと思う。
  • iPad
    • うちのは3Gモデルの32GB。最悪デジカメのメモリーカードのストレージにもなってくれる想定で、わりとどこからでも繋ぎたいので3Gモデル
  • iPad Camera ConnectionKit
    • iPadとデジカメをつなぐためのキット。iPadの差し込み口とUSBの差し込み口がある。ヨドバシカメラとかにも売ってた。
  • フォト蔵
    • 写真をアップロードできるサイト。画面はごちゃごちゃしているけれど、アップロード容量だとか元画像が残せるとかその辺りが気に入って使ってる。

実際にアップロード

競馬場に行ってデジカメで撮影したら、まずはiPadに取り込む。

とデジカメ付属のUSBケーブルをiPad Camera ConnectionKitに繋いで、そこからiPadにたどり着く二段ジョイント。
外で取り込むと、明るすぎてiPadの画面がかなり見づらいのでできればスタンドの中で。ピント合ってるかとか、写真の明るさとか確認したいしね。iPadデジタルフォトフレームとしても優秀で、撮った写真をその場で自慢できる。

iPadに取り込んだら、フォト蔵にアップロード。iPadからではノートパソコンと違いファイルの扱いが不便で通常通りアップロードできないので、用意されている専用のアプリかメールアップローダーを使う必要がある。

専用のアプリを使う(貼る蔵)

貼る蔵 for iPhone というiPhone用アプリがiPadでも使えるので、それでフォト蔵にアップロードしてみた。

これはダメダメで、自動的に640×425にリサイズされてしまいせっかく大きく迫力のある写真をその場でアップして自慢したいのに、全然面白くなくなってしまう。インターフェースは便利なんだけれど、パフォーマンスが悪いってのは致命的。

メールで投稿する

フォト蔵はメール投稿にも対応しているので、そこにメールを送ると画像のアップができる。

メールだとサーバー側がどのタイミングで処理が終わったのかわかりづらかったりするものの、元画像サイズそのままではないが2048×1360という画像サイズで写真がアップできたので十分なパフォーマンスだと思う。
ちなみに上のレーヴディソールは、札幌競馬場の新馬戦が終わってウイナーズサークルまで撮影してから、アップロード準備をしてタイムラインに投下した写真。

レースが11:50発走なので、それから45分で写真投下ということになる。ちなみに、日曜日の最速がマエストラーレの勝った500万条件で、発走時刻12時50分の13分26秒後だった。メインレースでこれやるとカッコイイなーとか思ったけど、セントライト記念はぎゃーぎゃー騒いでたら投下するの忘れてしまっていた。

競馬場内でのiPadの可能性

iPadはそれ自体が情報端末として非常に優秀なので、使いこなせばもっともっと便利に使えて競馬が楽しめると思った。やっぱり自分でアプリが作れるともっと面白いんだろうなと思ったけれど、iPhoneとかiPadのアプリ作るための開発環境整えるのクソ金かかるんだよなあ……。仕事でできないもんかねぇとは思っているんだけれど。