フランス出張中の田中博康騎手が、明日のG2に騎乗予定

凱旋門賞前日の"Prix Daniel Wildenstein"という1マイルの芝コースで行われるG2に、フランス出張中のJRAの田中博康騎手が騎乗予定。騎乗予定馬はKings Canyonという、ヒルノダムールのオーナー蛭川正文氏が現地で購入して現地の小林智調教師に預け、ヒルノダムールの調教パートナーとしている馬。

The 3.15 Longchamp Full Race Card - 1 October 2011 - Racing Post


同じレースにはフランキー・デットーリオリビエ・ペリエ、マキシム・ギュイヨンなど日本でもお馴染みのトップ騎手たちが勢ぞろいし、凱旋門賞ウィークで重賞が目白押しの中の華やかな舞台。
馬番は5、ゲートは6番からとなる。
発走時刻は日本時間土曜日の23:15から(翌日の凱旋門賞と同じ)、ナカヤマナイトが出走予定のドラール賞(Prix Dollar)の2つ前のレース。ドラール賞は日本時間24:25から発走予定。

田中博康騎手は、"Prix Daniel Wildenstein"への意気込みと馬主の蛭川さん、恐らく騎乗を仲介してくれたであろう藤田騎手、管理する小林調教師への感謝の気持ちをtwitterで語っている。

キングスキャニオンの最終調整を終え、ちょっと時間があるので、キャニオンの話。キャニオンはダムールと毎日調教を共にする帯同馬です。めちゃくちゃ大人しくて、賢い馬です。ダムールもキャニオンが大好きで、隣にぴったりついても、ジャレたり、頼ってきます。今の順調なダムールに欠かせない馬です

http://twitter.com/#!/tanapaku/status/119684911945891840

そんなキャニオンをオーナー、伸二さん、先生が僕にチャンスを与えてくれました。馬は二勝馬で、重賞は格上挑戦ですが、ダムールと共に日々強くなってきています。アッと見せ場をつくる気持ちです。初GIのスプマンテの時と同じ気持ちで、楽しみな気持ちしかありません。

http://twitter.com/#!/tanapaku/status/119686398394630144

関連

夢のまた夢を現実に変えた縁 ダムール蛭川オーナー/凱旋門賞 - Gallop Online(ギャロップオンライン)
今回の遠征にまつわるエピソードなどをまとめて語ってくれている。これを読むとヒルノダムールには頑張ってほしくなってくるなぁ。マンハッタンカフェの産駒だし、ちょっと宗教絡んでるしね。