売り上げがほならら

海外賭博サイトにJRAコーナー、購入試算300億円 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
1年前なら確実に触れているネタ。見もしないで書くと、2ちゃんねるあたりでは「売り上げが下がっているのは海外の賭博サイトじゃなくて、競馬自体がつまらないからだ」とか書かれているだろうね。違法コピーが音楽CDの売り上げを下げるとかそういう話と通じる部分があるんだけれども、この場合タダ乗りってわけじゃなくて、海賊版に金払ってる感じだからね。こういうものを利用する人ってのは、公正だとか利便性という正規に馬券を購入するメリットよりも、それを上回るメリットがあると判断して海外サイトで馬券買ってるのかねぇ。日本国内でもノミ屋なんかが消えないわけだけれども、一応的中したけれども配当金が出てこないリスクが存在するわけだ。それはほんのわずかなリスクで、ノミを利用するメリットってのは、たとえばハズレ馬券の10%をキャッシュバックとかPATもWINSもなくても買えるとかある。「他人のフンドシで相撲とってんじゃねえ」っつーのもわかるが、正規に馬券を購入するメリットってのを大きくする努力も大切なんじゃないかね。もちろん、中央競馬がそれをしていないと言いたいわけじゃないけれども。そういう点では、

賭博サイトの利用を放置すればするほど、減収は拡大する。捜査当局と連携し、利用の違法性を訴えていきたい

というコメントではなくて、正規の窓口以外を経由した場合のリスクなどに触れたコメントをしてほしかったと思う。