俺にエサをあたえないでください ∀`)つ(総帥)

国際化の波と、前進する手立てラフィアンの会報か何かに載った岡田繁幸氏の記事らしい)
総帥チェック、2箇所

外国資本によって成り立つ馬主が容認されれば、世界の有力な法人、個人馬主は次々と日本に拠点を開設し、参入してくることは明らかです。そうなれば、国内の生産者及び馬主は、おそらく7割くらいは消えてゆくと見ています。

事実上の外国資本参入を認めることとなっているダーレージャパンレーシングの南関東上陸は、それほど酷い状況にはなっていなくて、しかもこれから大掛かりに制圧されようという気配は感じない。確かに東京ダービーは2年目にしてシーチャリオットに蹂躙されたが、すでに見慣れた光景という気がしないでもない。
はて、国内の馬主には外国資本の参入は大打撃なのは火を見るよりもなんとやらだけんどもしかし、生産者には具体的にどういったダメージがあるのかよくわからない。外国資本の参入による日本産馬の購入が増えるメリットのほうが大きいように俺は思うんだけども、いかがなもんだろうか。その理由が

自国で調教を施して能力を見極め、成功する確信をつかんでから国内に送り込むという効率的なシステムを造り上げれば、海外に止まった場合よりも何倍も稼げるのです。世界中のオープン馬が集結するでしょう。

というものらしいんだけれども、確かに欧州の賞金の低さからクラシック後にアメリカに移籍するケースは結構ある。だけどさ、賞金目当てに欧州の大馬主が所有するアイルランド産馬を、デビュー前にアメリカに輸出してクラシックを蹂躙したりするケースってあるのか?いくら日本の賞金水準が高いからって、デビュー前のクラシック狙えるってな馬をニアルコスファミリーが日本に持ってきてNHKマイルカップを勝たせようなんて思えないんだが。そりゃ、岡田総帥にとってはサラブレッドはビジネスかもしれないけど、賞金を稼ぎたくて何十万ドルもするストームキャットだとかキングマンボだとかジャイアンツコーズウェイだとかの種をつけてるとは、とてもじゃないが。ゴドルフィンのやつらは、なんかよくわからんが世界の中心をドバイにするみたいな考えがあるっぽいから日本も制圧しにきてるわけだけど、さ。
という競馬の国際化に関する認識がまず1点目。
次。

長い歴史を有する競馬先進国においては、馬券の控除率がわが国よりも低いのにもかかわらず、売り上げは低調です。ギャンブルは儲からないという現実が身に染みて、多額を投じる人が少なくなっているのでしょう。そろそろ日本も控除率を見直さないと、ファンの馬券離れが加速すると見ています

エゲレスはブックメーカーがあるし、あいつら馬券の収益で競馬支えてないから。やつら、むしろベッティングエクスチェンジとかでさらに加熱傾向にあるんじゃないのか?中央競馬も売り上げ落ちてきてるけど、第二国庫納付金はまだまだかなりの額があるんだから、控除率なんて下げたら二度と上げられないものに手をつける必要はないでしょ。だいたい、控除率下げても結局一日3場36レースもあれば客の手元に残る額はほとんど変わらないだろうし。
というわけで、総帥の手腕は認めるけど、、、というアレでした。息子は大丈夫なのか?