ブエナビスタが強すぎて大笑いしてしまった第34回エリザベス女王杯
1着 クィーンスプマンテ 2着 テイエムプリキュア 1 1/2 3着 ブエナビスタ クビ 4着 シャラナヤ 3 1/2
実質3馬身半ぶっちぎってエリザベス女王杯を制したブエナビスタ、その推定上がり3Fはなんと32.9!
もうね、こんな競馬見せられると手を叩いて笑うしかないってば。いや、本当に。
単勝7710円、複勝が1410円と2150円という数字を見ると、改めて今日のレースが以下にバカレースだったかがよくわかる。
というか、最近は馬連の10万馬券を見るよりも、複勝で2000円つくほうが「すげぇw」と感じるようになっている気がする。これも三連単の弊害か。
さて、というわけで逃げ馬が面白いレースをした時は恒例のラップ比較の時間です。
09エリ女王杯 12.5 - 11.3 - 12.2 - 12.3 - 12.2 - 12.2 - 12.3 - 11.8 - 11.7 - 12.2 - 12.9 09京都大賞典 12.7 - 10.9 - 11.0 - 12.2 - 12.3 - 12.1 - 12.1 - 12.0 - 11.9 - 12.3 - 12.8 - 12.0
今日の1,2着、テイエムプリキュアが逃げてクィーンスプマンテが2番手だった京都大賞典が今回の比較対照。
後続とあれだけ差があったのに前半1000メートルのペースが60.5秒とはスローペースもいいところ。6〜7F目あたりからカワカミもブエナも外からペース上げていっていたんだけれど、その時点でもう遅い。楽に逃げられたことで3〜4角の8〜9F目で11.8→11.7と更に加速。終いも12.9でまとめられたらさすがのブエナビスタもお手上げ。完全に後続集団のペースが遅かっただけの馬鹿レース。
ブエナビスタは文句なく強い。あれくらいのレベルの牝馬相手なら抜けた高性能だってことを改めて証明した感じ。シャラナヤも馬場がちょっと湿ってたからか、思ったよりも健闘したなってイメージ。ブロードストリートは、後続がペースを上げようというところで前が壁になって、ブエナビスタに完全に置いていかれたのが痛かった。あのクソアマには絶対負けないって意気込みで挑んでたはずなのに、あそこで置いていかれる藤田騎手と藤原師の心中は想像するだけで泣けてくる。
それにしても、ヲタで有名*1なラジオNIKKEIの実況担当檜川アナは興奮しすぎだw
YouTube - 2009年 第34回 エリザベス女王杯 G? クィーンスプマンテ
さあ坂を使って勢いをつけて、残り600を通過、まもなく4コーナーへと入って参ります。 そしてその後に、シャラナヤ、ジェルミナルと続いております。 さあ前の2頭、クィーンスプマンテ、クィーンスプマンテ、テイエムプリキュア、両馬が並んで、さあ直線コースへと向かっている! さあ、前の争いですが、クィーンスプマンテ先頭! クィーンスプマンテ先頭! そして、テイエムプリキュア! テイエムプリキュア! ブエナビスタ、ブエナビスタ! ようやく、単独3番手に上がってきた そして、リトルアマポーラも上がってくる! さあ前の争いですが、クィーンスプマンテ! クィーンスプマンテ! 再び、2馬身とリードを取った! 2番手の位置ですが、テイエムプリキュア、ブエナビスタようやく3番手に上がってさあ前にどれだけ迫れるか! 先頭は、クィーンスプマンテ振り切ってゴールイン! なんとクィーンスプマンテ! なんとクィーンスプマンテ! 田中博康初G1制覇!
「ブエナビスタようやく3番手に上がってさあ前にどれだけ迫れるか!」のあたりの声の裏返り方が尋常じゃない、これだけエキサイトした実況もなかなかないだろう。
「なんとクィーンスプマンテ!」と1回目叫んだ後の間も、とっさに他の言葉が出ないほど興奮しきってる感じで面白い。
*1: 檜川彰人.アナ「ヲタは楽し!!」 http://keiba.radionikkei.jp/keiba/jikkyoana/entry-168814.html