厩舎力指数その2。TARGETに取り込んで色分けしてみる
TARGETをハックしてみよう企画のその2。
前回「厩舎の1走ごとの厩舎力指数みたいなのをちょっくら作ってみた」では「厩舎に1走ごとにどれだけ稼ぎに行く能力があるか」を指数化してみたが、せっかく指数を作ったのだからそれを馬券検討に生かさなくては損というものだ。
出馬表を見て、指数と見比べて「この調教師は馬券になる」とやっていては日が暮れてしまうので、せっかくだからTARGETのチェック調教師機能を使って色分けをしてみる。
チェック調教師ファイルを作成する
TARGETの"CHECK_CH.LST"がチェック調教師を決めるファイル。これを上書きするファイルを作成する。
作成方法は……
(中略)
あっという間にCHECK_CH.LSTが出来上がるので、TARGETを一旦閉じて上書き。必要に応じてバックアップを忘れないように。
これで指数上位からType01,Type02……とチェック調教師が振り分けられた。
チェック調教師の色分けを作成する
次は、デフォルトのチェック調教師&騎手の色分けだと、上位・下位のイメージがつきづらいので配色のファイルを編集する。これは騎手の色分けファイルと共用なので、騎手の設定を変えたくない場合はそのままでも良い。
TARGETを閉じた状態でインストールフォルダの"TFJV.INI"を開き、[MAIN_WINDOW]という箇所の"KCCheckColor01"のあたりを下記内容に書き換えると、画像のような色分けに変更することができる。
KCCheckColor01=4210943 KCCheckColor02=8421631 KCCheckColor03=12632319 KCCheckColor04=16728128 KCCheckColor05=16744576 KCCheckColor06=16761024 KCCheckColor07=10551200 KCCheckColor08=11599792 KCCheckColor09=12648384 KCCheckColor10=11184810 KCCheckColor11=11184810 KCCheckColor12=11184810
これで調教師の色分けに成功。なんだ、意外と簡単だった。というか、恐らくこの説明を書く時間のが長いくらい。
ちなみに、チェック調教師ファイルの"CHECK_CH.LST"の中身は思ったよりも平易で、1byteで1人の調教師のチェック状態を表し、それがコード順に並んでいるだけ。興味がある方は中身をのぞいてみるのも面白いかも。
ほぼ同内容だけれど、「TARGET frontier JVで調教師の近走成績ごとに色分けを行う - NoboTrue Ishihara Project」にまとめが載っています。