横山典弘騎手、中央のG1競走で16年連続2着を達成!
元ネタスレ→横山典16年連続JRA・GI2着達成
もちろんJRA史上最高記録。「G1級競走」になるとわからないけれど、TARGETで検索できないので今回は調べません。
まずはその輝かしい2着馬たちの羅列を見やすいように整理してみた。
90 | メジロライアン | 日本ダービー | アイネスフウジン(中野) |
90 | メジロアルダン | 天皇賞(秋) | ヤエノムテキ(岡部) |
90 | メジロライアン | 有馬記念 | オグリキャップ(武豊) |
92 | メジロカンムリ | エリザベス女王杯 | タケノベルベット(藤田) |
この圧巻のラインナップ、まさに「さすが」だ。
見所は、なんと言っても記録がスタートする前のメジロライアンで90年ダービー2着、この時既に横山典弘騎手の2get才能の片鱗が見えていたことは、当時の競馬ファンの知るところではなかっただろう。
圧巻はローズバドの3戦連続2着。オークスは完全に抜けだしたところを最後の最後でレディパステルにブッコ抜かれ、秋華賞はスタート直後に躓いて誰もがこりゃダメだと思ったのにイン強襲でちゃっかり2着、エリザベス女王杯は前からハナ、ハナ、クビ、クビという着差を最後にトゥザヴィクトリーがまとめて差し切る大激戦でもしっかり2着。どんな状況になってもしっかり2着する「特別な何か」を感じた人も多いんじゃないだろうか。
連続記録といえば、03年リンカーン・04年ホオキパウェーブ・05年アドマイヤジャパン・06年ドリームパスポートの菊花賞の4年連続2着もまた凄い。「長距離が得意な2ゲッター」という印象をファンに植えつけるには十分すぎるだろう。
また、NHKマイルカップは全15回のうち横山典弘騎手が1/3にあたる5回を2着している。
ちなみに継続中の次点は藤田伸二騎手の6年連続。それでも毎年1回、多くて2回しか2着できていないのだからいつ途切れてもおかしくはない記録と言えそう。それよりむしろ2ゲッターの才能がありそうなのは福永祐一騎手で、短距離や牝馬限定戦には滅法強く、生涯2着回数も藤田伸二騎手の12回より3回多い15回、10番人気以下で2着に来ること3回。今年はまだ2着がないものの05年から09年まで5年連続2着を継続しており、これからの飛躍が期待される。
ってもまあ、16年連続なんて武豊騎手でも最大88年から00年までの13年連続なんだから、武豊級のスーパージョッキーか横山典弘騎手を超える2ゲッターの才能が出てこない限りはキヨヒダカばりに破られない記録だと思うけど。
16年どころか20年には達しそうなこの記録、恐らく自分が生きている内に塗り替えられることはないだろう。