競馬

ジャパンカップ雑感。大正義池江泰寿厩舎が全然大正義してない件

2年前と同様の長い審議の末、今年は失格・降着なしで1位入線のジェンティルドンナの優勝で幕を閉じたジャパンカップ。岩田康誠騎手の2日騎乗停止というペナルティはついたものの、何やら消化不良な気も。 【ジャパンC】不利負けオルフェ陣営激怒!(サン…

今週の新馬戦 2012/08/18〜19

土曜新潟6R ポロロッカ ミルファーム&嘉藤貴行でまた不人気っぽい馬が新馬戦出てるぞ。 そのコンビで既に新馬戦3つ勝ってるってのがもう信じられない世界線だわ……。 土曜小倉5R アクメバイオ 馬名の由来は「絶頂+冠名」。スポニチの記事のブコメにも…

厩舎力指数その2。TARGETに取り込んで色分けしてみる

TARGETをハックしてみよう企画のその2。 前回「厩舎の1走ごとの厩舎力指数みたいなのをちょっくら作ってみた」では「厩舎に1走ごとにどれだけ稼ぎに行く能力があるか」を指数化してみたが、せっかく指数を作ったのだからそれを馬券検討に生かさなくては損…

厩舎の1走ごとの厩舎力指数みたいなのをちょっくら作ってみた

JRA-VAN DataLabからデータを取り出し、厩舎が1走するごとにどれだけ馬券に絡み賞金を稼ぐかを指数化してみた。着想は金子京介さんの「厩舎ランク」から。 厩舎ランクだけでも面白かったんだけれど、それだけじゃない独自の「より妥当だと思う」計算式作って…

セレクトセール2012雑感

1日目結果速報(JRHA) 2日目結果速報(JRHA) 初日の上から、気になったところを中心に。 スクーデリアってなんぞ 今年のセレクトセールに彗星のように現れた購買者・スクーデリア。初日にグリーティングス、ヴァンドノワールあたりを競り落としたあたりで…

6月10日 東京競馬第8競走の審議について

今話題のアレ。ファイナルフォームが決勝線手前で大きく斜行し、ランパスインベガスの進路をブロックして3着に押し下げてしまった、アレ。 これが15分の長い審議の末にそのまま確定、走行妨害の申し立てをした小島茂之調教師がそれを棄却され、小島茂之調教…

今週の出走馬

ブライダルコーラス(木曜大井・東京プリンセス賞5着) 前走浦和の特別戦で強い勝ち方をしたことを受けての、強行軍の出走。桜花賞でも上位とそこまで力差は感じさせないレースだったし、単勝万馬券という低評価だったけど距離延長+不良馬場で実は結構楽し…

もう一度、芝コースの高速化と競走馬の怪我について

ジャガーメイルが骨折、全治3カ月以上ナムラクレセント屈腱炎、現役続行か協議へフェイトフルウォー、脚部不安を発症*1春の天皇賞を使った馬に続々と故障馬が現れ、同日の牝馬限定芝1800の1000万条件で1.44.7という驚愕のタイムが出るなど、近年でも屈指の…

オルフェーヴル「謎の敗戦」についてと、その他第145回天皇賞雑感

まんまと逃げ切りを決めたビートブラックは獲らえられなかったかもしれないが、11着に大敗するのは体調が悪かったり馬場が悪かったり、馬本来の能力を発揮できていなかったから、調教師も騎手も「今日はいつも通りじゃなかった」というコメント出してるし。…

今日の出走と、今週末の出走予定

ブライダルコーラス(23日浦和競馬 若葉特別)1着 桜花賞でカリカリチューンに仕上げたから間隔を開けて5月半ばの川崎あたりで使うのかと思いきや、一時は来週の船橋あたりを予定し、更に戸崎圭太騎手の都合に合わせて今週の浦和まで予定を早めて、しかも…

今週の出走予定

トルバドゥール(日曜中山8R 古馬500万下 ダート千八) 前走後は短期放牧、天栄のスタッフに胃潰瘍の状態を確認してもらいつつ緩めずに乗って、帰厩してから最速の実戦復帰。 当初は福島の特別戦に向かう予定だったけれど、相手関係・騎手の条件が悪く…

先週の出走と今週の出走(3/17,3/21)

グラーネ(若葉ステークス)10着 格上挑戦で皐月賞トライアルに挑戦。都合良く外枠も引け、これで負けたらしょうがないの場面。五分の発馬から道中は前めの外を追走も、やや折り合いを欠きながらの道中。3〜4角で進出、直線入り口では本番が見えたかという…

今週の出走(フェアリーライン)

フェアリーライン(日曜阪神 3歳500万下 ダート千四) デビュー戦を出遅れから直線あっという、末脚というかスピード能力でごぼう抜きして圧勝、そしてここが試金石の2戦目。 舞台は阪神競馬場に移るが、出てくると噂されていたメイショウゾンビも出馬…

トゥザグローリーがドバイシーマクラシックを回避した件について

トゥザグローリー、ドバイシーマクラシック出走回避へ JRAはきょう、3月31日(土)にドバイのメイダン競馬場で行われるドバイシーマクラシック(G1)に出走予定だったトゥザグローリー(牡5歳・池江泰寿厩舎)の関係者から、出走を辞退する旨の連絡…

先週の結果と今週の出走・結果

先週の結果 フェアリーライン(土曜東京「3歳新馬 ダート1400」1着) 週頭からGallop誌、競馬ブック誌で名前が挙がるくらいの期待感。除外権利1枚では優先出走には足らず、最初の無差別抽選枠5頭に入る必要があったが5/30に見事に潜り込むことに成功。 ウ…

コミックマーケット81お疲れ様でした、そしてありがとうございました

2011年12月29日のコミケ初日に「秘密結社ようぶん」へ来ていただいた方、お手伝いいただいた方、ありがとうございました。一昨年から続いてのサークル参加2年目でしたが、やはり目の前で手に取ってもらい自分の作ったものを買っていただく瞬間の喜びは良い…

2011年度JRA賞の少数派投票を覗いてみる

「2011年度JRA賞」決定!年度代表馬はオルフェーヴル号! - JRAニュース 今年もこの時期がやってきました、JRA賞。年度代表馬オルフェーヴルを始め、個人的には全部がまあ妥当かなと思う結果になったのですが、やはりありますね、「なぜこの馬に投票…

初夢特別(川崎競馬)ブライダルコーラス10着

人生初の川崎競馬場だった。下馬評は完全にグランディオーソ一本かぶり、確かに強い馬みたいだしこれに負けてもしょうがないけれど、2着ないし3着はなんとか確保してほしいと思う3番人気にブライダルコーラスはおされていた。中間もカイ食いが細く強く攻…

今週の出走 ブライダルコーラス5着、ドルフィンハート14着

ブライダルコーラス5着 火曜日に川崎で出走だったブライダルコーラス。楽に先手を奪って前走圧勝した時のようにそのままいけるかと思ったけれど、ずっと外でマークされ続けてラップもちょっとちぐはぐ。直線向いてほとんど手応えなくそのままズルズルと後退…

「ウマドンナ」の同人誌「ウマきゅーぶ!」をコミックマーケット81で発行します

JRAが本気で作ったギャルゲーで話題の My sweet ウマドンナ の合同アンソロ同人誌をコミックマーケット81 初日に頒布することが決まりました。恐らく世界最速頒布ウマドンナ同人誌……だと思います。 チープスリルさんとの合同企画で、Green Garden Schoolさん…

有馬記念を前にして池添謙一騎手の騎乗停止期間がJRA換算実効ゼロ日になったことについて

香港スプリントでカレンチャンに騎乗した際に、「不注意騎乗(残り900m付近で内側に斜行し、エントラップメント号の走行に影響を与えた)」として香港ジョッキークラブから3日間の騎乗停止処分を受けた池添謙一騎手。ファンの関心は、当然三冠馬オルフ…

グラーネ、小倉未勝利1着(ミルコ・デムーロ騎手)

小倉競馬場へ行くわけにもいかず、中山へ行くには寒すぎる天候だったので自宅GCでなぜか両親と観戦。 前走でのパフォーマンスを見る限り、大出遅れさえしなければ力上位であることは確かだと思っていたので、スタートの瞬間が一番緊張しました。ほぼ五分に…

土曜小倉競馬グラーネ出走(2歳未勝利)、他出資馬の近況など

グラーネさんが2ヶ月ぶりの出走。 前走で出遅れ・大外を参考外にすると、オープン2着のショウナンラムジと同等かそれ以上のパフォーマンスで最後突っ込んできたので、少なくとも未勝利を突破するポテンシャルは余裕で持ち合わせているはず。問題はその大出…

コミックマーケット81で競馬同人誌「養分たちの蹄跡 2011」を頒布します

昨日12月3日に印刷所に入稿してきました。今年も出します、「養分たちの蹄跡 2011」。 強力執筆陣によるテキスト中心の同人誌です。もちろん、テキストだけではなくカラーイラスト、漫画などもあります!去年より遥かにパワーアップしすぎたため、ぜひとも多…

天下の日本中央競馬会様が豊崎愛生を起用して本気で萌えコンテンツをお作りになられるようです

「My sweet ウマドンナ」 2011年12月11日公開 彼女たちと過ごす、馬としてのかけがえのない日々ー。 そして君は、ウマになる。 キャスト:豊崎愛生・佐藤利奈・遠藤綾 キャラクター原案:緒方剛志 シナリオ:蒼山サグ アニメ・CG制作:プロダクションI.G…

ブライダルコーラス川崎競馬初勝利

2011年11月7日 川崎競馬2R「2歳(三)(イ)」 ドキドキして見ていたけれど、勝つ時はアッサリ勝つものなんだなーと。 ブライダルコーラスは門別競馬から川崎競馬への転入初戦。まずはどれだけやれるものなのかと思っていたけれど、朝のスポーツ新聞紙上では…

志村けんの大丈夫じゃない馬主人生

コメディアンの志村けんは、本名の志村康徳として中央競馬で馬主をしている。彼の持ち馬アイーンベルがデビュー前に騒がれて、人気しまくった挙句勝てなかったというエピソードを覚えている方もおられるかと思う。その勝てなかったアイーンベルだけではなく…

秋の天皇賞。トーセン伝説の終止符と、止めた「ワケあり」外人ニコラ・ピンナ騎手

【天皇賞・秋】トーセンジョーダンがGI初V(サんスポ) 今年の秋の天皇賞、1番人気のブエナビスタを筆頭に6番人気ペルーサまでが単勝10倍を切るオッズ、その後がトーセンジョーダンの7番人気33.3倍という、10倍台、20倍台の単勝オッズが不在という「強」…

ベルシャザールの菊花賞大敗理由がノドの病気だった件

菊花賞で6番人気で5.3秒差の17着に敗れたベルシャザール、敗因は後藤騎手によるとDDSP、軟口蓋背方変位という喉の病気の一種で、息をする時に喉が鳴るわけではないので喉鳴りとは違うもの、だったそうだ。 【菊花賞】戦い終えて(スポニチ) ▼17着ベル…

三冠馬オルフェーヴル様誕生に言寄せて

ディープインパクトの時には感じなかった「お見事」「あっぱれ」という言葉がいの一番に出てくるオルフェーヴルの三冠制覇であったと思う。 物語としてはナリタブライアンによく似ているだろうか、最初は手探りであったりなかなか勝ち切れなかったものの、勝…